font-family : Arial, Helvetica, sans-serif;
『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












ぶろぐ内探索

分かった、鼻が大きいのはわかっ その2


次は、報恩寺です。
後柏原天皇下賜の虎図を、秀吉が聚楽第に借りて?
持ち帰った夜に、虎が鳴いた為、急いで返した。という
逸話があることで有名、だそうです。
houonji2014.jpg
通常非公開。
寅年の正月三が日のみ、虎図が公開されるそうで、
今回は、黒田官兵衛、長政親子にゆかりがある為、
特別公開に加わって下さったようです。
(二人のご位牌と、兜に入れていたという毘沙門天像、
 長政が息をひきとったお部屋がありました)
ただ、
織田ファンにとっては、こちらは上様の肖像画があるお寺のうちのひとつ。
12年に1回の公開時に上様の肖像画が見られるのかも
分かりませんし(そもそも管理人は3が日に休みとか無理)
この機会を逃してなるものか、と思っておりました。
立派な鯉が泳ぐお庭に面した廊下を抜けて、本堂へ参りますと、
御本尊の向かい側の壁に秀吉の肖像と並んで上様がおられました。
houonji2014-3.jpg
(撮影禁止でしたので、図録より。)
上様の7回忌に近衛前久が寄進&賛。
なむあみだぶ、の六字を頭文字にして詠んだ追善の歌だそうです。
なかなか綺麗な状態で残っていて、下絵の線がうっすら見えて、
絵具の厚みまで分かる質感のある絵でした。
元絵の線を消さないよう、線の横を少し残した小袖の白の塗り方とか、
その小袖の五三桐の模様を灰色の絵具で描いた立体感もわかるし、
逆に裃の白い縞模様を描いた上から、消えてしまった線を描き直して
いるけれども、白の上から塗ってるので、色が変わっちゃってる感じとか、顔の線は肌の色より濃い橙で描いていて、目尻の皺まで見えるし、髪の毛生え際のひと筆一筆がしっかり見えて、
作者不詳でしたが、描いてる方の筆使いの感じられる絵でした。

頭の形は宇宙人みたいですけどね!!

手足の縮尺がおかしいのは、どの肖像画も共通だからいいとして、
身体に対して頭も若干大きすぎるし、後頭部長すぎるやろ(笑

houonji2014-2.jpg

良く見ると、足の指も長すぎるので面白いです。
小袖の下の着物が、襟元は青なのに、袖は緑なのもちょっと
気になりましたが(片身がわりとか、袖だけ色が違うとかありだしね)
裏地が赤なのは、流石だと思いました(笑
ダリお髭もセクシーですv
永徳の描いた上様の肖像と形式はそっくりですが、
なんとも愛嬌のある親しみやすそうな上様でした。

さて、
最後は、大徳寺聚光院です。
その前に、同寺興臨院へ行きました。
daitokuji-kourinin2014.jpg
畠山、前田家菩提寺で、メインは利家の肖像だったのですが、
案内のおじさまに促されるまま、結構とっしーはあっさりスルー
してしましました(笑
涵虚亭というお茶室を拝見しながら、それを寄進した、
山口玄洞さんという方の武勇伝を拝聴したり、
宗易さまの磔にされた木像が、実はもう一体あって、
姫路の池田家に避難していたのが、戻されて、
今も金毛閣の二階にいらっしゃる。というお話を聞いたり、
他に人が居なかったのでマンツーマンでお話させていただいて
大変ラッキーでした。楽しかったです。
私もお会いしたいな、宗易さま。
と、
思いながら、今度は聚光院です。
宗易さまのお墓があるところ。
総見院の東隣です。
daitokuji-jukouin2014.jpg
こちらも通常非公開。
かつ、宗易さまのお墓は、三千家の管轄なので、公開対象外でした。
それでも、お庭の生垣越しに拝み・・というか、
ネタにしたお詫びをこっそりしました(汗
こちらのメインは、狩野永徳筆の花鳥図。のうち、特に梅!
理由は・・とりあえず、山本兼一氏の『花鳥の夢』を読んで下さい。
本物は国宝なので、京都国立博物館で保管されています。
それはいつぞやの永徳展で拝見してはいましたが、
やはり襖絵として描かれたものは、襖として見るのが一番だと
思っていたので、複製とはいえ、とても楽しみでした。
わくわくしながら、行きましたが、実際見た時には、
上様と兼一氏のことを思い出して、泣きそうでした。
解説のお姉さんの手前、ぐっとこらえた!!!
本堂の室中の間の右手いっぱいに枝を張る梅は、
橙のあたたかな光にほのかに照らされて神秘的ですらありました。
昨日はあいにくの雨で、照明が必要でしたが、
晴れの日に、本堂の回廊の照り返しを受けた姿も、
綺麗だろうなぁ、と、思いました。


3月18日まで、各所公開されていますので、
興味をもたれた方は是非。


 
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://noburabu.blog16.fc2.com/tb.php/879-017e7d8a
この記事へのトラックバック