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『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












ぶろぐ内探索

考証して絵を描くのも楽じゃない


6月のオンリーのためにネーム中。龍華です。
冒頭が宮中の場面という設定なのですが、そもそも衣装が分かりません。
という訳で調べる。

宮中といったら、衣冠束帯。のイメージです。
束帯と衣冠が別物なのは分かりました。
が、使い分けが分かりません。
公式な行事は束帯。らしく。
普通の宮中への出勤服、が衣冠らしいです。

ので、とりあえず、衣冠を着ていただくことにしました。
ここでいきなり問題。
帯刀して参内ってありですか?
束帯は平緒で飾剣をつっているようです。
調べると、衣冠は帯刀する場合、平緒は用いない、らしいのですが、
じゃあ、どうやって付けるの?

その前に、御屋形様って参内できるんでしょうか?身分的に。
やばい。上総介が自称なのは知ってるけど、その後が、
どの順番でいつ任官されたのか知らないや・・・・(汗
ちなみに上総は大国で、大国の介は、正六位下
尾張は上国で、上国の守は、従五位下
永禄11年、従五位下弾正少忠
元亀元年、正四位下弾正大弼、
天正2年、従三位参議
天正3年、権大納言(大納言は正三位)、兼、右近衛大将(従三位相当)
天正4年、正三位内大臣、兼、右近衛大将
天正5年、従二位右大臣、兼、右近衛大将
天正6年、正二位、の後、右大臣・右近衛大将辞任
頭が痛くなってきました・・・・
とりあえず、尾張守に任じられていれば、昇殿は可。ですね。
弾正小忠は正六位下と書いてあるのもあるのですが、
位階は従五位下で、役職は弾正小忠というのもありなんでしょうか。
永禄11年の10月に弾正小忠になっているようなので、
御屋形様が上洛しちゃったから、慌てて補任したように見えて仕方ありません(笑
しかも、御屋形様が、弾正忠がいい!とか云い張って、
いや、でも弾正忠だと、大忠でも、正六位上で、昇殿出来ないんですけど・・・
と、公家の人が困った挙句、位階は従五位で、役職は弾正忠。になった。
とかだったら面白いですね!(お前だけな(笑
ま、
それはさておき、上洛した時には、参内可。というのは分かりました。
で、
衣冠(と束帯)は一番上に着る着物を袍(ほう)と云って、
厄介なことに、武官と文官では違うんだそうです。
文官は両脇が縫ってある縫腋(ほうえき)の袍。
武官は縫ってない闕腋(けってき)の袍。
で、弾正忠と、右近衛大将は武官で、
かつ武官でも三位以上は縫腋袍を着るそうなので、
弾正忠時代は、闕腋袍。天正2年の参議以降は縫腋袍を着るんですね。
ちゃぶだいひっくり返したくなってきました。
さて、
更に問題。色。
位階によって、袍の色が決まっているそうなのです。
一位~四位までが、黒。
五位が、深緋。
がしかし、面倒なことに、弾正台の五位は、浅緋色、裏地は黄色。
だそうです。
故に、68年10月~70年3月までは、浅緋色、
それ以降は黒。ということになろうと思われます。
浅緋色に黄色の裏地って、異様に可愛らしい色調に思えて仕方が無いのですが・・・(笑
上の服があれば、ズボンがある。
という訳で、
衣冠では、指貫をはきます。
指貫も色に決まりがありまして、殿上人(五位~は、無地の紫、
公卿(三位以上+参議)は紋がはいって、色は歳によって違います。
御屋形様が参議になったのは40代なので、色は縹(薄い青みたいな色です)

面倒くさい。
という感想以外の何ものも浮かんできません(汗
絵に描いてみようと思ったのですが、疲れたのは今宵はここまで。
ネームが進まないよぅ・・・

コメント
この記事へのコメント
大変そうですね。
以前の私ならそうしたこと気にする方だったかもしれませんが、今はゲームの創作とゆーこともあってか全くこだわりが無くなってきました(笑)
ちょっとは気にしろよ、自分って感じです。
それでもやはり衣装や背景などなどちょっとしたことで手が止まってしまうとゆーか、ゲームやら本やら引っ張り出したり、インターネット検索して調べたりして、描いてる時間よりよっぽどそっちの時間の方が長かったりするんですよね。

のぶはきっとどんな色、柄でも着こなしてしまうと思います!
謙信ですら花柄の真っ赤な着物きたりしていたのですから。
信長様ならばホントどんなお姿でも。。。。。

来月に向けて頑張って下さいね。

しかし色まで決まっていたとは、、、細かいとゆーなんとゆーか、、、
のぶはどう思ったのかな?
うるせーと思ったのか、楽しんで衣装合わせしたのか、どっちのノブも浮かんできます(^^ゞ
2009/05/10(日) 10:21:17 | URL | 入庵 #-[ 編集]
あきらめるまでが大変
こり始めると大変なんですが、
無理だよ!はは!と諦めてしまうと、筆が進みます。
今回はいつ諦めがつきますやら(笑

ピンクな御屋形様・・・描いてみたいです。
絶対に可愛い!!!(をいをい
衣装は自分で勝手にアレンジしちゃって、
衣紋担当の方を困らせていたんじゃないかと妄想しております(笑
2009/05/11(月) 11:49:55 | URL | 龍華成(管理人) #-[ 編集]
龍華様
突っ込もうか悩んだんですが(笑
永禄十二年正月十九日の、銚子事件をご存知ありませんか?銚子が出て来ないので、信長がシビレをきらして退出してしまった事件。この時、無位無官の信長は、参内できないので、小御所御庭で偶然会ったという事にして、天皇と対面する予定でした。信長が任官するのは、天正三年(1575)十一月四日の権大納言任官からです。それまでの記録は、越階した事を隠蔽する裏工作です。弾正忠は、官位では無く、名称であるとの指摘もあるようです。上総介と尾張守は僭称で、義昭から左兵衛佐に推認されたが、信長は断ってます。(織田信長と武家官位) 堀新著 共立女子大学文芸学部紀要 第45集 1999年1月
ソレでは、頑張って下さい(笑
2009/05/13(水) 21:19:25 | URL | k2 #-[ 編集]
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