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『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












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分ったよ。(隆 慶一郎『風の呪殺陣』

先回の大河、DVDでっきの不調で録り損なったのですが、
御屋形様お出になられたんでしょうか?龍華です。
っていうか、そろそろ北陸組は活躍しないんでしょうか(佐々ぁ・・


昨日購入&読了の書籍
風の呪殺陣』 隆慶一郎 徳間文庫

去年末に新装版で出たものを買いました。
初出は・・・90年に単行本が出ているのでその辺だと思います。
古本屋めぐりでよくお名前は拝見していたのですが、
初めて読みました、隆氏の作品。(先に『花の慶次』読んじゃった人

話は比叡山攻めから本能寺まで。
叡山焼き討ちのために人生を狂わされた若者ふたりが
御屋形様の命を狙う、という話です。(ざっくり云うと
阿闍梨を目指して修行に明け暮らす叡山の僧、昇運。
叡山の雑務を担う巨躯の青年、谷ノ坊知一郎。
僧俗4千を殺戮せしめた叡山攻めで、修行の道を断たれた
昇運は焼け落ちる日吉大社に祈った。
われ信長を呪う!仏敵織田信長を殺し給え!
落ち延びた昇運は立山へ入り、呪殺の修行をはじめる。
家族を皆殺しにされた知一郎は、織田の追捕から
逃れる途中、行き会った傀儡子の一行と共に
復讐のため伊勢長島の一向一揆に身を投じる。

とりあえず、隆氏が御屋形様好きでないことは分かりました。
本文中、理路整然と御屋形様完全否定されます。
叡山が堕落していようと、政教分離をなさんとしようとしたとしても、
あれはただの皆殺し(ジェノサイド)であり容認されるものではない。
信長はまさしく外道であり、悪鬼羅刹そのものである。
と。
返す言葉も御座いません。すみません。
でも、その割には、御屋形様の描写がカッコ良いんです。
ご登場から最期まで。
信じられないくらい素敵なんです、が、・・・・ただの贔屓目でしょうか?
視界を覆う亡者に対して微笑をたたえ、
白昼に此れほど現出させて見せるとは見事。
と術者に喝采を送るんですよ。
本能寺では、弓弦を切り、槍にしがみついて邪魔をする
死人たちに対して、
「分ったよ」
と云ってお笑いになるんですよ!
私が夜中にどれだけ床の上を転げ回ったか!!!

やられました。あれだけ容赦なく駄目だしされた後に、
こんな素敵な御屋形様が待っているとは思いませんでした。
贔屓目で結構だ!!

ただ一箇所残念なのが、表紙。
本文中では、貴公子然とした端麗な風貌の御屋形様のはずなのですが・・・・・
是非もなし!!
コメント
この記事へのコメント
本の感想って
人によって随分違うんですねえ!
わたしはこの本読んだ時、作者が信長嫌いとは全然思いませんでした。むしろピカレスク・ロマンかと思ってました。ダントツに格好良く描写されてるし・・・。
半藤一利さん編集の『日本史が楽しい』という本に「小説の中の織田信長」という題で座談会が組まれているのですが、隆慶一郎さんが生きていて信長を書いていたら・・・という問いかけに「傑作ができていたでしょう、最後のねらいは信長だったと思う」と秋山駿さんが答えていらっしゃいました。
作者が信長を好きにしろ嫌いにしろ、信長を主人公にして生涯を書いて欲しかったですね。
2009/02/14(土) 18:39:55 | URL | yumibow #-[ 編集]
最後の狙い。
yumibowさま、こんにちは!
いやいや、そんな風に書いていらっしゃるけれど、実はお好きなんじゃないの???
とか思いながら読んでいたのですが、
結局、大好きそうでも、決定的に嫌いそうでもないなぁ・・・
三国志演義における曹操さん?北斗の拳におけるラオウ?ジョジョにおけるディオ??
と、素敵な悪役ポジション、という解釈に落ち着きました(笑
時代小説作家さんは取りあえず信長公に挑んでいただきたいですね。
最後に、とか仰ってるとお迎えが・・・(汗
2009/02/15(日) 15:34:41 | URL | 龍華成(管理人) #-[ 編集]
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