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『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












ぶろぐ内探索

国崩し松永大膳から雪姫を救出せよ!


先日、出勤途中で車のタイヤがパンクし、慌てて
飛び込んだガソリンスタンドが、シバタ、でした、龍華です。
(権六ありがとーvv


えー、19日に兼山の蘭丸まつり(戦国武者行列)に
参加させていただいた記事を書かぬまま今日に至っております。
すみません、今日は念願だった歌舞伎の
『祇園祭礼信仰記』を見に行ってきました。
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1757年に人形浄瑠璃のお話として作られ、大坂で初演。
翌年歌舞伎になりました。
御屋形様の一生を描いた作品で、
元々は『祇園祭礼信長記』というタイトルだったそうなのですが、
御屋形様の名前はそのままつけちゃいけないとかで、
祇園祭礼信仰記と変更されたそうです。
ちなみに、八坂神社(祇園)の祭神の牛頭天王と、
御屋形様が信仰?してた津島神社の牛頭天王でかけてあるとかないとか(どっちだよ
お話は全5段。
今日見たのは、そのうちの4段目、通称『金閣寺』
今はこの4段目しか上演されないようです。
御屋形様の生涯を描いた話のはずなのに、
この4段目、御屋形様出ません。何故!?
まあ、この後、たった1段で、どうやって話を
まとめているのかも気になりますが(笑

さて、
登場人物は
松永大膳(久秀)
此下東吉(秀吉)
佐藤正清(加藤清正)
以上、実在の人物。
他は、(たぶん架空の人
ヒロイン雪姫(雪舟の孫)
狩野直信(雪姫の旦那)
鬼藤太(大膳の弟)
慶寿院尼(足利義輝の生母)

松永大膳は、浅倉(朝倉)義景と組んで、将軍義輝を殺害。
畿内を手にしたはずであったが、浅倉が小田(織田)軍に
滅ぼされたため、義輝の生母を人質に金閣寺へ立て籠もり、
再起をうかがっている。
という前提。幕が開き、金閣(なぜか二階建て)
形勢不利っぽいのに、大膳は悠々と弟と碁を打っています。
金閣の天井に龍の絵を描かせようと、絵師の狩野直信を捕らえ、
その妻、雪姫を幽閉。
雪姫が気に入った大膳は、俺のものになれ、だの、
龍の絵を描け(雪姫は雪舟の孫なので実は絵も上手いのです)
だの、云う事を聞かないと、布団の上で極楽責めだの、
いきなりセクハラ大魔王(笑)の本領発揮なのであります。
さすが、夜のハウツー本を書いちゃうだけはある(笑
そこへ此下東吉(秀吉)がやってきます。
上司の小田春永(信長)の下ではやってられないので、
家来にしてください、と云うのです。
おい、お前コラァ!と、思うのですが(お前だけな
実はスパイとして乗り込み、皆を助けようという魂胆。
水色の小袖に、紺地に金糸で桐とひょうたんの文様の裃。
顔は白塗りで、二枚目な役です。秀吉のくせに(笑
大いに?気に入られ、碁の相手に呼ばれる秀吉ですが、
うっかり?勝ってしまいます。
ていうか、大膳先手(黒石)で、コミ無しなのに、
負けるって、どんだけ弱いのん?(笑
それから打ち方が異様に早い二人。
いや、あれが正しい?速さなのかな?
相手が打つと、もうすぐ打っちゃうんです。
でも、そのリズムと掛け合いが聞いていて心地よいです。
セリフはほとんど分からなかったんですけどね(汗
たぶん、囲碁用語で洒落のめしているとは思うのですが。
それはさておき、
碁に負けて、ちょっと腹を立てた大膳。
碁笥(碁石を入れるお椀みたいな入れ物)を井戸へ投げ込み
手を濡らさずに、拾えと秀吉に難題を吹っかけます。
(ネタバレしちゃうとあれなので)機転を利かせ、
見事に碁笥を拾い上げた秀吉は見事採用決定であります。
秀吉たちがはけると、大膳はまたも雪姫を口説き始めます。
夫を質に取られ、覚悟を決める雪姫ですが、龍を描けとの
要求は、手本が無いので描けぬ、とつっぱねます。
すると、では手本を見せてやろう、と大膳が一振りの太刀を
取り出だします。
何とそれは、雪姫が捜していた家宝の刀であったのです。
朝日をあてると不動明王が浮かび上がり、夕日にかざすと
龍が現れるという名刀、祖父雪舟が唐の国から持ち帰り、
雪姫の父が何者かに殺された際に同時に奪われていた
ものだったのです。
父の仇、と大膳に斬りかかる雪姫。
ああしかし、女の非力、大膳に突き飛ばされ、足蹴にされ、
桜の木に縛り付けられてしまいます。
大膳は雪姫の夫、狩野直信を船岡山にて処刑せよ、
と命じ、引っ立てさせ、自分は奥へ引っ込んでしまいます。
桜の木に囚われ、悲しみにくれる雪姫の上に、
花びらが降り注ぎます。美しいです。
地に落ちた自分の涙に、雪姫は雪舟の故事を思い出します。
花びらを集め、涙を墨に雪姫が鼠を描くと、あら不思議。
白い鼠が現れて、縄を食いちぎってしまったのです。
夫を助けんと船岡山へ向かう雪姫の前に、大膳の弟が
立ちふさがります。そこへ颯爽と現れ雪姫を救ったのが、
秀吉でした。かっこいいです。(・・・秀吉のくせに
雪姫は夫の下へ向かわせ、自らは将軍義輝の生母を
救い出さんと金閣の上階へ駆け上ります。
セットの金閣がせり下がるという仕掛けが良いです。
気付いた大膳が邪魔をしますが、なだれ込む小田軍に
大膳が長刀を得物に大立ち回りを演じます。
大膳の奮闘に、不利と見たか秀吉が、決着は信貴山で
つけようではないか、と持ちかけ、さらば、さら~ば~。
と見得を切って終幕です。

終始、大膳がかっこいいです。悪役なのに。
秀吉も、爽やかで頭も切れてイケメンでカッコイイです。
秀吉のくせに・・・・(まだ云うか。
まあ、イケメンなのは錦之助丈のおかげだと思いますが、
祇園祭礼信仰記なのに、この秀吉の持ち上げっぷりは
一体・・・・。
とりあえず、桜狂いの管理人にはたまらん演目でありました。
他の段も見てみたいのですが、けっこうぐだぐだらしいので、
やらないかな、やっぱり(涙

いやー、奥が深いよ、歌舞伎。深すぎるよ(汗
勉強します。どうぞご教授下さい!
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