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『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












ぶろぐ内探索

長興寺蔵 いわゆる~その2
拝謁の日から、もう1週間も経ってしまいました。
某ゲームに現を抜かしまくっておりました、龍華です(すみません。

と云う訳で、つづき・・・・



様々な質問に的確に答えてらっしゃる学芸員さん。
女性の方だったんですが、すごいカッコよかったですvv
そんなやりとりを、楽しく拝聴していたところ、
(管理人的に)衝撃の内容が耳に入ってまいりました。

来場者「あの、眉間の辺りの黒い点は、何かのしみですか?」
学芸員「そうですね、どのような理由でついたかは分かりませんが、
     意図的に描かれたものではありません」
来場者「じゃあ、肩衣の、胸の辺りの白くなっているのは
     虫食いですか?」
学芸員「そうです。あと、耳の後ろのあたりと、もう少し上の
     何も描いていないところですが、虫食いの跡があります」
来場者「(掛け軸だから)巻いてあった時についたんですね」
その他「「へ~~っ」」

・・・・・耳の後ろに虫食い!?

musikui.jpg
(落書きして、ごめんなさい)

うそん!!私、そういう不思議な髪型なんだと思ってたよ!!
っていうか、御屋形様の髪の毛を食べたなんて、

何てうらやましいんだ!虫!!(病院へ行け!

質問して下さった方、ありがとう御座いました。
管理人は危うく、一生誤解したまま過ごすところでした。
この日に来て、この時間帯に見、この質問を聞けた幸運に感謝。
え?
そんな髪型だと思う方がおかしいって??
・・・・・返す言葉も御座いません。(自分、絵描きかほんとに・・・
で、
学芸員さんのお話で知った事で、もうひとつ。
御屋形様がお召しの、白い小袖。
実は、よーく見ると、地紋で桐の紋が一面に入っているのです。
saya.gif(紗綾(さや)形)
地紋でよく見るのがこれだと思います。
本能寺の変の時の御屋形様の襦袢にはほとんど入っているはず。
白に白で描かれているので、目を凝らしてみてみると、
かすかに顔料(絵の具)の乗った凹凸が見える感じでしたが、
絵師たるもの、ここまでこだわらんといかんのだ、と痛感しました。

さて、さて、
博物館には他にも展示物があったので、そちらも見て参りました。
尾陽雑記?(名前がうろ覚え・・・)とかいう和本があって、
丁度開かれていたページに、比良城の記述があって、
佐々内蔵助成政、の字が書かれているのを見たときは、
やっぱり運命だと思いましたvv(はいはい
また、信雄が描いたと伝わる御屋形様の肖像画(名古屋総見院蔵)
と、もうひとつ甚目寺光明院蔵の肖像画がありまして、
どちらも初めて拝見するものでした。
特に、信雄の方の御屋形様の目があまりに酷薄に見えて、
信雄は、どんな風に自分の父親を見ていたんだ?
と思わずにはいられませんでした。
ちなみに、信長・信忠・信雄の三点セットらしいので、
後の2つと見比べてみたいところであります。
そして、
長興寺の肖像画並みに管理人のテンションが上がった展示物がありました。
それは、

足半。(あしなか)

そうです、御屋形様と云って、足半、で思い浮かぶ話といえば、
兼松(又四郎)正吉という武者が、朝倉討伐の際、
御屋形様のところへ、討ち取った首を持って行ったところ、
その足が素足で血まみれになっていたのに気づいた御屋形様が、
日頃から腰に下げていた足半を「履くがよいぞ」と、下された、
っつー話ですね。(信長公記巻の六、阿閉謀叛の事参照)
ええ、その足半が、展示されていたのです。
兼松家の家宝として伝わっているそうです。
普段は、秀吉清正記念館、と云うところに展示されています。
まさか、そんな有名なエピソードの現物が展示されているとは
思わなかったものですから、かーっと血圧が急上昇致しました。
っていうか、遺しておいてくれてありがとう!兼松!!
草履が家宝てどうよ?と思わんでもないですが、兎に角ありがとう!!
確かに、御屋形様の肖像画もすごかったですが、
こっちは、御屋形様が自らお手に取られた代物です!!
それが目の前にあるんですから、テンションが上がらずに
いられようか!いや、無理!!
本物か?というツッコミはしてはいけません!
信じることが大事!!(笑
同様に、書状や制札に書かれていた、生花押にもときめきました。
とりあえず、ガラスケースの前で、腰から足半を外し、兼松に
あげている御屋形様と、筆を持って花押を書いている御屋形様を想像・・・。
うへへ。
たぶん、声には出していなかったと、思う。連行されなかったし。
あと、
兼山で写真を見た、長可兄さんの遺言状の本物が展示されてました。
けっこう、柔らかい、可愛い字でした。兄さんったらvv

滞在時間1時間半。
以上、博物館レポでした。
この後、まだまだ続きます!
コメント
この記事へのコメント
詳細レポ、感謝です!
こんばんは!
やはり現物を見るといろいろな発見がありますね。
400年以上もたってるとやっぱり虫食いとかひび割れなんかもあるんですね~

眉間の点はホクロかと思っていました。
白い小袖も真っ白じゃないんですね。
足半も現物(と私も信じています!)が残っているとは驚きです。

(個人的に)新事実が次々と・・
見れなかったのは残念ですが、今回の記事でいろいろわかりました有難うございます!
続きも楽しみにしています!
2007/06/27(水) 22:16:41 | URL | 織田 創 #RoHUgdWQ[ 編集]
私もほくろだと思ってた……(爆笑
ここにも一生誤解したままになりそうだった人間がいます。

足半とか、実際に手に取られたものかと思うと、過呼吸になりますね。
御屋形様の陣羽織とか見ると「ああ、この羽織に御屋形様の汗とかしみこんでるのかしら」と妄想を(危
2007/06/27(水) 23:48:27 | URL | 来生奇蝶 #-[ 編集]
研究は奥深く、人生は短い。
>織田様
つ・・・続きがオタクなネタですみませんでした(汗
ひび割れ、というか、巻いた時についたと思わしき折れ線は、かなりあちこち、はっきりとついていました。
特に、顔の真中(目の下あたり)に一際くっきり線が入っていて、右から見ると御屋形様の顔が面長に、左から見ると、若干丸顔に見えました。
なので、教科書などに載っている写真は、結構頑張ってしわ伸ばして撮ったんだろうな、と思いました。
巻いてあったからこそ、あまり日焼けせずに色が鮮明な状態で残っているのだとも思いますし。
いえ、もう残っているだけで嬉しいです。

織田様のブログを拝見してなかったら、こんな貴重な機会を、知らぬまま過ごしてしまうところでした。
本当にありがとうございました!!


>奇蝶さん
染み込んでる、染み込んでますよ~(笑
御屋形様の血判とかあったら、鼻血噴いて倒れそうです。
ジュラシックパークよろしく、DNAを採取して御屋形様を甦らせてくれないかなー。
とまで妄想しますよね(おみゃあだけだが・・・笑
2007/06/28(木) 22:42:57 | URL | 龍華成(管理人) #-[ 編集]
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