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『織田信長が好き!!』~龍華成の安土城文庫~
織田信長に対する愛を綴っております。 メインは500冊近くなってきた蔵書の紹介と、まだ見ぬ名作の探求です。 歴史を真面目に勉強したい方にはオススメ出来ません(笑)戦国史を楽しむ管理人のブログです。












ぶろぐ内探索

消化スピード↑
昨日&何日か前に読了の書籍
決戦の時〈上〉〈下〉』 遠藤周作 講談社文庫
やっと読み終えました。何度も上巻の途中まで読んで
そのままになってしまっていたのですが、ついに読了です。
とは言っても、この本は遠藤周作の戦国三部作の第2作目なので、
なんだかまだまだ続く感じです。ちなみに
第一作は『反逆〈上〉〈下〉
第三作は『男の一生 (上) (下)』です。もひとつおまけに余談ですが、
この三部作、文庫・単行本の上下巻と、単行本1冊だけの分厚い版の
3種類出ております。管理人は病気なので、つい分冊でない方の
分厚いのが欲しくなってしまいます(笑)
さて、主人公はもちろん信長公です。……いや、秀吉かな?
前半は信長公の主観が多いのですが、後半はほとんど公の
心のうちは描かれないので、(その分、孤独なお姿が際立ちますが)
全体的に満遍なく出てきて、心情も吐露してくれる秀吉が
主人公のような気もします。
物語はうつけ時代から長篠の戦い直前まで。
作品が書かれた当時、一般に知られるようになった『武功夜話』
という資料をベースに描かれています。
最近、一部で偽書とまで言われ信憑性を疑われている武功夜話ですが、
そもそも歴史書なんて、時の為政者や書いた人によって改竄される
ものなんですから、偽書だなんて間違っている所を指摘して、
悪者扱いしてないで、その奥にある本当の歴史を読み取る努力をしてほしいものです。
閑話休題。
で、女性に対して非常に優しい信長公ですが、決して表向きのことに
口を出すなと、男の世界と峻別する公が印象的でした。
心を許し、唯一甘えられる吉乃にも、余は向後魔王となる故、
如何なる非道をしようとも何も言うな、という場面がとても切なかったです。
己が殺されぬ為には、相手を殺さねばならぬ。
権謀術数の限りを尽くし、だが結跏趺坐し、死の覚悟をしようとする信長公。
弟を殺し、一族を討ち滅ぼし、今川を退け、美濃を併呑した信長公に
天下統一の志が芽生える。
その下で陰日向無く働き、次々と手柄を立てていく秀吉と、
秀吉にほれ込み、これを支える蜂須賀小六はじめ川筋衆の活躍。
浅井を滅ぼし、国持ち大名にとりたれられた秀吉の心にある思いが湧く。
俺はいつか信長公と雌雄を決する日が来るかも知れぬ。
秀吉が自分と同じ対武田の方策を考えていたことを知り、
信長はふと思う。
この男、余を裏切るのではあるまいか。
目の前に迫る武田との決戦、そして天下の行方は…
という訳で、『反逆』に続く。たぶん。

信長 歴史を動かした「ただひとり」の男
加来耕三 大和書房 だいわ文庫

本能寺から、尾張時代へとさかのぼって行く書き方が
なかなか面白かったです。
がんばって読んできて、本能寺の話で終わられると
凹んだまま読み終わっちゃって切ないんですよね(汗)
(たいがいの本はそうだがね)
著者ご本人が、本能寺の黒幕が誰かをあれこれ言うのは無駄だ。と
書いていらっしゃるのに、第一章(?)が、その黒幕説について
書いてあったのにはウケました(おいおい…笑)
その後の、大航海時代から見た織田信長、の部分はかなり面白く
読ませていただきました。
信長考、というより、世界史の授業みたいでしたが。
ああ、良いよね~、こういう目からうろこな視点。




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